1→上衣着脱は前開き服より被りタイプの方が、難易度が低い。被りタイプから練習することは、正しい。第6頸椎髄節残存の場合は、ゆるめの前開き服は自助具を利用して、自立可能となる。
2→第6頸椎髄節残存の場合、自助具を使用すればコンピュータ操作が可能となる。コンピュータの入力デバイスを検討することは、正しい。
3→第6頸椎髄節残存の場合は、高床式トイレであれば自立して排泄が可能となる。排便を臥位で行えるように環境を整えることは、不適切である。
4→男性の場合、C5Aレベル以下でつまみ動作が困難でも動作の工夫やカテーテル・ズボンなどに改良を加えることで自己導尿の一連の手技が可能となる。女性の場合、C6レベルで動作の工夫や道具の改良により概ね可能となる。現時点で自己導尿ができるようにカテーテル操作を練習することは、正しい。
5→起立性低血圧が起こった場合は、前屈位や臥位になるなど頭部を低くすると回復しやすいことから、正しい。