1→ACT(包括型地域生活支援プログラム)は、重症精神障害者の地域生活を支援する。入退院を繰り返すなど重症の精神障害者を対象として、地域社会でうまく生活を継続することができるように多職種が24時間体制で関わる仕組みである。
2→SST(社会生活技能訓練) とは、社会生活を送るうえでの技能を身につけ、ストレス状況に対処できるようにする集団療法の一つである。精神科病院内での生活技能の向上を目指すものではないので不適切。
3→認知リハビリテーションは集団形式で実施する。
4→ケアマネジメントとは、障害者が地域生活を送るうえでの必要なケアを、障害者ごとに立案して医療や福祉の支援機関につなげることであり、利用者中心に必要なサービスを検討し利用者に提供する。
5→心理教育は、援助する者とされる者とを明確に区分した構造的な治療関係の中で実施するのではない。本人やその家族にも必要な知識や情報を提供し、問題への対処を一緒に考えるようにしていくものである。