1→Perthes病は、男女比は6:1で男児に多い。小児期において大腿骨近位骨端部に阻血性壞死が生じる疾患である。
2→多発性筋炎は、小児では性差はないが成人では女性に多い。男女比は、1:3の割合。自己免疫性の炎症性筋疾患であり、骨格筋(特に近位筋)の筋力低下を特徴とする。
3→高尿酸血症は、男女比約20:1の割合で、男性が圧倒的に多い。血清尿酸値が7.0mg/dLを正常上限とし、これを超えるものを高尿酸血症と定義する。
4→強直性脊椎炎は、男女比は、3~4:1の割合で男性に多い。若年男性に好発する。体軸性関節炎を主体とする全身性の慢性炎症性疾患である。主な合併症にぶどう膜炎がある。
5→Duchenne型筋ジストロフィーは、X染色体劣性遺伝、通常男児のみ発症。筋細胞膜の保持・強化・情報伝達に異常を来した疾患である。