下肢の末梢神経伝導検査で複数の神経に運動神経伝導速度低下を認めた。最も考えられる疾患はどれか。
正解!
不正解 答え 5
1→多発性筋炎は筋原性疾患であり、神経伝達速度は低下しない。
2→視神経脊髄炎は視神経と脊髄の炎症疾患であり、複数の末梢神経異常をきたすことはない。
3→閉塞性動脈硬化症は神経の異常はない。
4→筋萎縮性側索硬化症は運動ニューロンの障害であり、末梢神経伝達速度は保たれる。
5→Guillain-Barré症候群は下肢の複数の運動神経で運動神経伝導速度の低下を生じる。