「893」のような数字の組を口頭で提示し、提示した数を小さい順に答えさせようとしたところ、順番を間違ったり回答できないことがみられた。この患者の症状として考えられるのはどれか。
正解!
不正解 答え 5
1→見当識障害は、時間、場所、人物の認識や状況の理解に関する障害を指す。
2→意味記憶障害は、事実や知識、過去の経験などの意味的な情報を思い出す能力が低下する障害を指す。
3→言語流暢性障害は、吃音や早口症など流暢に喋れない障害を指す。
4→巧緻運動機能障害は、細かい動作や手の操作が困難な状態を指す。
5→ワーキングメモリは、情報を一時的に保持・操作する能力を指します。口頭で提示された数字を頭の中で並べ替える作業は、ワーキングメモリを使用する。