1→観察者の客観的な視点により行う。客観的データ(他覚所見)とは、診察所見・血液検査・検査所見などである。
2→観察力は経験や訓練によって深まるため、観察者の経験に左右される。観察者自身の力量を自覚しておき、できるだけ客観的な視点を持つ。
3→事前に、認知機能評価を行う必要はない。
4→職業関連活動は、あえて模擬動作で評価する必要はない。患者の実際の動作や職場環境を評価し、患者の状態に応じた復帰プログラムを提案する。
5→患者の病気に対する認識は、作業分析の観察による評価だけではなく、面接・質問紙などでも評価する。