第56回作業療法士国家試験 午前13

1→HRS-D（ハミルトンうつ病評価尺度）は、不安神経症ならびにうつ病の様々な症状を評価するための尺度である。不安に伴う精神症状や自律神経症状、不眠、認知障害、抑うつ気分などが含まれる．　　　　

2→NPI（neuropsychiatric inventory）は、援助者からの聞き取りにより、「認知症の行動・心理症状（BPSD）」を評価する方法である。

3→POMS（気分プロフィール検査）は、最近1週間の気分の状態（緊張、抑うつ、怒り、活気、疲労、混乱の6尺度）を質問紙法で測定するものである。

4→SANS （陰性症状評価尺度）は、感情鈍麻、思考障害など、統合失調症の陰性症状の評価に用いられる。

5→SDS（うつ性自己評価尺度）は、うつ状態の程度を調べる自記式質問票である。