1→VPI職業興味検査は、160項目の職業に対する興味の有無から、6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)に対する興味の程度と5つの傾向尺度(自己統制、男性-女性、地位志向、稀有反応、黙従反応)がプロフィールで表されるものである。
2→マイクロタワー法は、13項目の作業課題を通して5つの領域(運動神経、空間知覚、事務的知覚、数的能力、言語能力)の作業能力特性を検出するものである。
3→職業レディネステストは、6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)について測定し、職業に関する自分のイメージをチェックしたり進路選択への動機付けを促すものである。
4→厚生労働省編一般職業適性検査(GATB:general aptitude test battery)は、9つの適性能(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ)を測定する。図に示す課題は、空間判断力をみるために、同じ図柄を選ばせるものである。
5→WCST(Wisconsin Card Sorting Test)は、前頭葉機能、特に思考の柔軟性や高次脳機能に関する検査法である。手元にある図形カードを色・形・数の分類カテゴリーで並べていく。