失行症がみられる患者にある動作を指示したところ、指示したとおりに可能であった。その後、別の動作を指示したところ前回に指示した動作を繰り返した。 この誤反応はどれか。
正解!
不正解 答え 1
1→保続とは、前の課題の動作が次の課題を行う時に繰り返されるものであり、その行動が適切ではない場合でもやり続けてしまう。設問の状況と合致する。
2→錯行為とは、口頭命令や模倣において、ある動作を他の動作と取り違える誤りを示すことである。
3→修正行為とは、目的とする行為に対し、試行錯誤がみられることである。
4→無定型反応とは、何をしているのかわからない反応のことである。
5→Body Parts as Object(BPO)とは、例えば伸ばした人差し指で歯ブラシを表現するなどの、身体の物品化現象のことである。