1→Wrightテストは胸郭出口症候群のひとつである小胸筋症候群のテストである。斜角筋症候群は胸郭出口症候群のひとつであるが、Adsonテストで診断する。
2→Spurlingテストは頸部神経根障害のテストである。肘部管症候群ではFroment徴候をみる。
3→Froment徴候では尺骨神経の絞扼性神経障害である尺骨神経麻痺を確認する。前骨間神経麻痺では、涙のしずくサインが陽性となる。
4→Finkelsteinテストは、狭窄性腱鞘炎(de Quervain病）に対するテストである。後骨間神経麻痺は下垂指（drop finger)が特徴である。
5→Phalenテストは手根管症候群の誘発テストである。
