1→過干渉とは、ある対象に対し、必要以上に干渉することをいう。教育場面において、「保護者と被保護者間」でみられることが多い。
2→誇大性とは、非現実的な優越感(他者よりも優れた自分の立場)をさす。自己愛性パーソナリティ障害や双極性障害でみられることが多い。
3→認知症患者では、集中性はむしろ欠如することが多い。
4→認知症患者は、興味・関心の低下、集中力の維持困難のため、作業療法の場から立ち去ってしまうことがある。立去りは、設問の答えとして適切である。
5→綿密性とは、注意がすみずみまでいきとどいて、手抜かりがないことをいう。認知症患者ではみられにくい。