25歳の男性。Asperger症候群。うつ病を合併していたが最近になり改善した。就労意欲が高まったため就労に向けた評価を実施することになった。 この患者に実施する評価で適切でないのはどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→SDS(Self-rating Depression Scale:うつ性自己評価尺度)は、うつ状態の程度を調べる自記式質問票である為、適切である。
2→HRS(HRSD:Hamilton Rating Scale for Depression:ハミルトンうつ病評価尺度)は、医師等が判断するうつ病の重症度評価尺度である為、適切である。
3→PANSS(Positive and Negative Syndrome Scale)は、統合失調症を対象とし、陽性・陰性症状などを評価するものである為、適切ではない。
4→マイクロタワー法は、総合的な職業適性評価である為、適切である。
5→VPI職業興味検査は、160個の職業名に対する興味の有無を回答することで個人の特性を測定するものであり、適切である。