70代の女性。右利き。脳出血による重度の右片麻痺。長男の家族と同居している。発症後7か月で訪問による作業療法が開始された。初回評価のCOPMの結果を表に示す。 適切なのはどれか。
正解!
不正解 答え 1
1→COPM(カナダ作業遂行測定)の手順は、本人もしくは家族の、重要な作業の探索→優先順位を評定→これから取り組む作業の遂行度と満足度を評定→遂行度と満足度を再評価と進める為、適切である。
2→介入は、ADLである入浴からではなく、COPMの重要度の高い「猫の世話」や「花の世話」のほうが優先度が高くなる。
3→症例は重度の右片麻痺であり危険を伴う為、調理を実施するのは非麻痺側上肢の方が良い。
4→すべて12段階ではなく、1~10の10段階評価である。
5→「猫の世話」は、症例にとって重要度が最も高い作業であるため、症例自身が行える様にアプローチを行うべきである。