1→開眼で代償することは、知覚の再教育にはならない為誤りである。
2→運動や動作は可能な限りゆっくり行うことは知覚再教育として適切である。触れているものが何なのか、どういった感覚なのかを理解するために効果的である。
3→15分程度の知覚再教育を一日に数回行うことは適切である。知覚再教育は回数を重ねていくことで学習できる為効率的に学習することができる。
4→識別素材を固定し、患側手を動かして識別させることは知覚再教育として適切である。固定することで素材の感覚がずれないため再教育しやすい。
5→書字の際に、筆記具と手との接触箇所で筆記具の特徴を感じさせることは知覚再教育として適切である。自分が実際に何を触っているかを目で見て、それを意識しながら触っていくことで知覚は再教育されていく。