1→合意目標の遂行度を聞き取る項目はない。各チェックシート(生活行為聞き取りシート、生活行為向上マネジメントシート、生活行為申し送り表)」に基づき計画を立てていく。
2→家族が困っている問題も聞き取る。生活行為聞き取りシートの欄に「ご本人のことについて、もっとうまくできるようになってほしい、あるいはうまくできるようになる必要があると思う生活行為がありましたら教えてください」と家族への聞き取り項目がある。
3→アセスメントではICIDHの視点を用いない。MTDLP(Management Tool for Daily Life Performance:生活行為向上マネジメント)は、患者が本来もっている能力を引き出していくことが主で、患者にとって意味のある在宅生活(生活行為)でその能力を生かせるように支援するためのアプローチである。
4→アセスメントシートには個人因子の分析ではなく「聞き取り」は含まれている。
5→生活課題分析シートで対象者の活動を幅広く捉えるのは正しい。生活課題分析シートには、各基本動作、ADL、IADLの項目を①現状能力、②予後予測、③課題の重要性、④各課題の要因の分析、⑤課題解決目標、⑥最終評価、⑦考察、⑧今後の課題などを記入する。