1→リエゾン精神医学とは、活動領域は病院であり、入院している患者を対象とすることから、不適切である。
2→ストレングスモデルとは、患者の夢や希望を実現させるために、患者の持つ長所や強み(ストレングス)を活かした出来ることを大切に支援していく考え方のことである。患者の症状が落ち着いた後に行う。リエゾン精神医学はストレングスモデルとは関連がないことから、不適切である。
3→産業精神保健活動とは職場でのメンタルヘルスのことである。リエゾン精神医学とは、活動領域は職場ではなく、病院であることから、不適切である。
4→リエゾン精神医学とは、身体疾患を伴う患者の精神症状の悪化及びそのリスクが高いと予測される場合の予防や症状の軽減を図ることである。退院支援ではないことから、不適切である。
5→リエゾン精神医学とは、身体疾患を伴う患者の精神症状の悪化及びそのリスクが高いと予測される場合の予防や症状の軽減を図ることである。また、精神疾患に身体疾患を合併し、入院している患者の入院中の精神症状の管理や、薬剤の調節を行う。身体疾患に伴う精神症状に対応することから、正しい。