1→再検査法とは、心理検査や知能検査の信頼性を評価する検討法であり、不適切である。
2→他の標準的尺度との相関関係をみるのは、妥当性の検討であることから、不適切である。
3→名義尺度とは、電話番号や郵便番号のように区別や分類のために用いられる。中央値とは、標本を大小関係で並べた際に中音の順位にある値を指す。名義尺度は中央値や平均値で表すことは出来ないことから、不適切である。
4→順序尺度とは、地震の震度や5段階評価の満足度などのように、数値に大小関係(順序)はあるものの数値の間隔に意味はないものである。平均値とは、標本の合計値を標本数で割ったものに対応し、標本から得られた平均値として標本平均とも呼ばれる。順序尺度は、中央値は表せれるが、平均値は表すことが出来ないことから、不適切である。
5→間隔尺度とは、温度や西暦のように目盛りが等間隔で差に意味がありつつも、0や比に意味がない数値のことである。間隔尺度で測定された2群の平均値の差の検定法にt検定が利用できることは、正しい。