関節可動域測定の運動方向と参考可動域角度(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・4
1→肩関節水平伸展の参考可動域角度は、30度であることから、正しい。水平面の運動であり、肩関節を90度外転して、後方への動きが水平伸展である。
2→肘関節屈曲の参考可動域角度は、145度であることから、不適切である。注意点として、測定時前腕は回外位とする。
3→手関節伸展(背屈)の参考可動域角度は、70度であることから、不適切である。注意点として、測定時前腕は中間位とする。
4→股関節外旋の参考可動域角度は、45度であることから、正しい。測定時の注意点として、背臥位で股関節と膝関節を90度屈曲位にして行う。骨盤の代償を少なくし、測定する。
5→足関節屈曲(底屈)の参考可動域角度は、45度であることから、不適切である。測定時の注意点として、膝関節を屈曲位で行う。