1→メトトレキサートとは、免疫抑制作用を持つ抗リウマチ薬、世界的に最もよく使用されている薬であることから、正しい。他に、抗がん剤や妊娠中絶薬として使用される。
2→L-dopaは、脳内に入り、芳香族アミノ酸脱炭酸酵素の作用で、減少しているドパミンを補う。主に抗パーキンソン薬として使用される。
3→抗コリン薬とは、抗コリン作用により、脳内のドパミン作用を強め、パーキンソン病における手足の振戦などの症状を改善する薬である。
4→前立腺肥大症とは、精巣から分泌される男性ホルモンの影響を受けて、大きく増殖していく。男性ホルモン等の性ホルモンのバランスの崩れが原因であることから、男性ホルモンを治療薬とするのは、不適切である。
5→アスピリンを長期間服用することにより、消化管出血を起こしやすい。治療薬としては、不適切である。