1→「階段で手すりを使用する」のは、レベルⅡの動作能力であることから、不適切である。レベルⅠは、「制限なしに歩く」である。
2→レベルⅡは「制限を伴うが、手に持つ移動装具なしで歩く」動作能力である。装具なしで歩行できる患者の多くが、手に持つ移動器具を使用していない事が多いことから、正しい。
3→「不整地の歩行」は、レベルⅠの動作能力であることから、不適切である。レベルⅢは、「手に持つ移動器具を使用して歩く」である。
4→「通常の椅子で座位保持」は、レベルⅢの動作能力であることから、不適切である。レベルⅣは、「制限を伴っての自力移動」である。
5→「寝返り可能」は、レベルⅣの動作能力であることから、不適切である。レベルⅤは、「手動車椅子で移送される」であり、床上動作や移乗は介助が必要な状態である。