1→黄体ホルモン(プロゲステロン)は、排卵後の黄体から分泌されることから、不適切である。
2→オキシトシンは、下垂体前葉ホルモンであり、子宮筋に直接作用して子宮収縮作用をきたす。排卵誘発には関わらないことから、不適切である。
3→卵巣でつくられるのが女性ホルモンである。女性ホルモンには、卵巣から分泌される「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン」がある。排卵が近づくにつれて増加することから、不適切である。
4→黄体形成ホルモンは、卵巣に働きかけて排卵を誘発し、排卵が起こった後の卵胞を黄体化して黄体ホルモンの分泌を促す作用を持つ。
5→卵胞刺激ホルモンは、卵胞を発育・成熟させる働きがある。卵胞期前半に高くなり、卵胞発育が進むと低下し、排卵直前に軽度上昇することから、不適切である。また、黄体期になると低下し、黄体期後半になると次の卵胞発育を促進するため増加する。