1→正しい。活動電位が生じることで、筋小胞体からカルシウムイオンが放出され、単収縮が起きる。
2→1回の刺激で筋を興奮させると筋は収縮し、弛緩することを単収縮または攣縮ということから、正しい。心筋の収縮は単収縮である。
3→単収縮である心筋に、同じ強さの刺激を繰り返して起こると、はじめの数回の痙攣は徐々に振幅の増大を示す、階段現象がみられることから、正しい。
4→強縮とは、反復刺激により単収縮が連続して発生する現象のことである。強縮の最大張力は、単収縮の数倍に達し、刺激が続く限り収縮状態も持続する。刺激頻度5~6Hzでは強縮は起きず、20Hz以上必要であることから、誤りである。
5→強縮を起こすためには、1秒間に遅筋で30回、速筋で100回程度の刺激が必要であることから、正しい。