1→薄束は、痛覚ではなく深部感覚の経路に位置することから、不適切である。
2→楔状束は、痛覚ではなく深部感覚の経路に位置することから、不適切である。
3→赤核脊髄路は、四肢の運動制御に関わる経路でであることから、不適切である。
4→外側脊髄視床路とは、温覚・痛覚の経路であることから、正しい。温痛覚の伝導路は、末梢から脊髄神経節、脊髄後角、交差し反対側の側索を上行し、視床、内包、頭頂葉中心後回へと繋がっていく。
5→外側皮質脊髄路とは、四肢の遠位部の運動制御に関わる経路に位置することから、不適切である。