1→環境調整は、回復期の時期に行うことである。回復期では、自宅退院に向けてリハビリテーションを行うことが大切な時期であり、自宅環境を整えていくことも含まれる。
2→病棟での訓練は、回復期はもちろん急性期のリハビリテーションとしても、患者の身体状況やADL能力を病棟内で情報共有していくために、大切なことである。
3→回復期リハビリテーション病棟が制度化されたのは、約20年前の平成12年4月であることから、誤りである。
4→回復期の時期に、家庭復帰を目標としてリハビリテーションを進めていくことは適切である。身体能力やADL自立度、家庭環境、家族関係等により、必ず家庭復帰出来るわけではないが、自宅に帰れるかどうか、何が出来るようになれば自宅に帰れるかを評価し、判断することが大切な時期である。
5→回復期リハビリテーション病棟には、作業療法士の人員配置基準が定められている。人員配置基準の他に、定められた設備や面積が必要とされている。