1→第3頸髄節の運動機能は、頭部の前屈・回旋である。環境制御装置の利用で部分自立が可能であり、正しい。
2→第4頸髄節の運動機能は、吸気・肩甲骨挙上で、横隔膜の動きは障害されていないため、人工呼吸器は不必要であるため間違いである。
3→第5頸髄節の運動機能は、肩関節:屈曲・伸展、外転、内外旋、肘関節:屈曲・回外が可能である。ハンドリムに工夫を行うことによって平地の自走はできる。チン(顎)コントロール電動車椅子の適応は、第4頸髄節の運動機能で可能であるため間違いである。
4→第6頸髄節の運動機能は、肩関節内転、手関節背屈が可能である。BFO(Balanced Forearm Orthosis)は、第4、5頸髄節残機能レベルが適応であるため間違いである。
5→第7頸髄節の運動機能は、肘関節伸展、手関節掌屈が可能である。コックアップスプリントは、橈骨神経麻痺高位型の下垂手に使用するため間違いである。