1→胸筋反射は、上腕を軽く外転させ、大胸筋の上腕骨付着部に検者の母指を当て、その上を叩打する。図は正しい。
2→上腕三頭筋は、前腕部をつかみ肘を軽く屈曲位にして、肘頭上部の上腕三頭筋腱部を直接叩打する。図は、上腕三頭筋の筋腹の叩打しているので間違い。
3→腕橈骨筋反射は、手首をつかんで肘を軽く屈曲位にして、前腕を回内外中間位で、橈骨下端を直接叩打する。図は、腕橈骨筋の筋腹を叩打しているので間違い。
4→膝蓋腱反射を行うとき、患者は背臥位で両膝を軽く屈曲し立てる。検者は前腕を膝の下に入れて下肢を支える。下肢を膝立て位にして、膝の上にもう一方の足の膝を乗せる。膝蓋腱部を触知してその腱部を叩打する。図は正しい。
5→アキレス腱反射は、測定方法は、増強法を含め3つある。一側下腿の前面に健側下腿をのせ、足関節を背屈位にしてアキレス腱部を叩打する。図では下腿三頭筋の筋腹を叩打しているため間違い。