1→肩甲骨挙上の段階5及び4の検査は、両肩の上から抵抗を加える。上腕から抵抗を加えるのは不適切である。
2→肩関節外転の段階5及び4の検査は、肘の直上で上腕骨遠位端の上から抵抗を加えるのは正しい。
3→肘関節伸展の段階5及び4の検査では、腹臥位で行う。図は、座位か立位で行っているようなので、段階1か0のテストである。
4→股関節屈曲の段階5及び4の検査では、座位で行う。図は臥位でおこなっており、段階1か0のテストである。
5→股関節外旋の段階5及び4の検査では、検査者は患者の外方に向けて抵抗を加える。図は、内方に向けて抵抗を加えているため、股関節内旋テストになっている。