1→肩甲帯屈曲の基本軸は、両側の肩峰を結ぶ線、移動軸は、頭頂と肩峰を結ぶ線である。設問の図の基本軸が、背面となっているため間違い。
2→肩外旋の基本軸は、肘を通る前額面への垂直線、移動軸は尺骨である。測定部位及び注意点は、①上腕を体幹に接して、肘関節を前方90°に屈曲した肢位で行う、②前腕は中間位とする。設問の図は、前腕回内位となっている。設問の図は、前腕回内位となっているため間違い。
3→手屈曲（掌屈）の基本軸は橈骨、移動軸は、第二中手骨である。測定部位及び注意点は、前腕は中間位とする。設問の図は正しい。
4→股外転の基本軸は、両側の上前腸骨棘を結ぶ線への垂直線、移動軸は、大腿中央線（膝蓋骨中心を結ぶ線）である。測定部位及び注意点は、①背臥位で骨盤を固定する、②下肢は外旋しないようにする内転の場合は、反対側の下肢を屈曲挙上してその下を通して内転させる。設問の図は正しい。
5→足底屈の基本軸は、矢状面における腓骨長軸への垂直線、移動軸は、足底面である。ちなみに、測定部位及び注意点は、膝関節を屈曲位で行う。設問の図は、膝関節伸展位となっているため間違い。
