腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じるのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 2・5
1→上腕二頭筋は筋皮神経(外側神経束)支配であり、腕神経叢後神経束の障害で筋力低下は生じない。
2→上腕三頭筋は橈骨神経(後神経束)支配であり、腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じる。
3→大胸筋は内側胸筋神経(内側神経束)、外側胸筋神経(外側神経束)支配であり、腕神経叢後神経束の障害で筋力低下は生じない。
4→前鋸筋は長胸神経支配であり、長胸神経は神経根から分岐する。したがって腕神経叢後神経束の障害で筋力低下は生じない。
5→三角筋は腋窩神経(後神経束)支配であり、腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じる。