1→肩甲骨挙上の測定方法
基本軸:両側の肩峰を結ぶ線
移動軸:肩峰と胸骨上縁を結ぶ線
よって、図の測定方法は正しい。
2→肩内転の測定方法
基本軸:肩峰を通る床への垂直線
移動軸:上腕骨
図では基本軸の表記が違うため不適切である。
3→胸腰部屈曲の測定方法の別法での問題である。
図では頭部と床での距離を測定しているが、正しくは指先と床での距離で測定を行うため、不適切である。
4→頸部側屈の測定方法
基本軸:第7頸椎棘突起と第一仙椎棘突起を結ぶ線
移動軸:頭頂と第7頸椎棘突起を結ぶ線
測定部位及び注意点:座位にて背部から測定する
仙椎棘突起は図から確認ができないが、第7頸椎棘突起を通った垂直の線であることから仙椎棘突起を通っていると推測ができる。よって正しい。
5→足部外転の測定方法
基本軸:第1中足骨、第2中足骨間の中央線
移動軸:同上
図では第1、第2中足骨間の中央線となっていないため、不適切。