1→エリスロポエチンは主に腎臓で産生されるホルモンであり、赤血球の生成を刺激します。骨髄では赤血球が産生されますが、エリスロポエチンそのものの産生は骨髄ではなく腎臓で行われます。
2→グルカゴンは膵臓のLangerhans<ランゲルハンス>島A細胞によって産生されます。B細胞はインスリンを産生する細胞です。
3→ソマトスタチンは膵臓のLangerhans島のD細胞や視床下部で産生され、成長ホルモンの分泌を抑制する役割を持ちます。黄体は主にプロゲステロンを産生します。
4→トリヨードサイロニン(T3)は甲状腺で産生されるホルモンです。上皮小体(副甲状腺)はカルシウムとリンの代謝を調節するパラトルモンを産生します。
5→バソプレシン(抗利尿ホルモン)は視床下部の神経細胞で産生され、後脳下垂体から分泌されます。バソプレシンは腎臓の水の再吸収を促進し、体液の恒常性を維持する重要な役割を持ちます。