第5頸髄不全四肢麻痺(ASIA C)患者の図の矢印の部分に褥瘡ができた。見直すべき動作で考えられるのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→C5レベル(ASIA C)は、移乗は前方、側方どちらでも可能でなるが、どのパターンでも肘頭には荷重がかからないため移乗を見直す必要はない。
2→C5レベル(ASIA C)は、長時間の座位保持が可能である。仙骨に褥瘡がある場合は座位保持を見直す必要があるが肘頭には圧はかからないため見直す必要はない。
3→選択肢2と同様。立ち上がり動作において肘頭には圧がかからない。立ち上がり動作を見直す理由はない。
4→起き上がりにおいての臥位から座位へと起き上がる際に、on elbow(肘支持)の状態で、肘頭に圧がかかる。同じパターンで圧をかけていると褥瘡の悪化を招きかねない。起き上がりは見直すべき動作で考えられるため正解。
5→C5レベル(ASIA C)は、プッシュアップが行えない。動作の見直しは必要ない。