1→Hoehn&Yahr(ホーン・ヤール)の重症度分類のステージⅠは、身体の片側に振戦や固縮がみられる。身体の障害はないが、あっても軽度の状態である。ADLは自立しており、労働は制限されない。
2→Hoehn&Yahr(ホーン・ヤール)の重症度分類のステージⅡは、両側の振戦や固縮などがみられる。日常生活や仕事がやや不便になるが、ADLは自立しており、労働は制限されない。
3→Hoehn&Yahr(ホーン・ヤール)の重症度分類のステージⅢは、小刻み歩行、すくみ足がみられる。方向転換時に転倒しやすくなる。日常生活に支障がでるが、介助なしに過ごす事はでき、ADLは自立している。職種によっては仕事を続けることが出来るが、労働が制限される可能性が出てくる。よって、ADLが自立で労働が制限されるときのHoehn&Yahr(ホーン・ヤール)の重症度分類は、ステージⅢであることから、正しい。
4→Hoehn&Yahr(ホーン・ヤール)の重症度分類のステージⅣは、起立や歩行が困難となる。ADLの様々な場面で介助が必要になってくる状態である。
5→Hoehn&Yahr(ホーン・ヤール)の重症度分類のステージⅤは、移動が困難で車椅子が必要になる。ベッド上で過ごすことが多くなる状態である。