1→EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)とは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に対して行われる心理療法である。
2→NEARとは、統合失調症患者に対して行われる認知矯正療法である。認知機能(記憶、注意、遂行機能など)の改善を目的とした認知リハビリテーションであり、ゲームセッションと、グループセッションで構成されている。
3→TEACCHとは、自閉症患者や家族の生活を生涯に渡って支援していくための包括的プログラムである。
4→電気けいれん療法の適応は、重度うつ病で希死念慮や生命が危険にさらされている場合、抗うつ薬による治療で効果が見られないうつ病性障害の場合、緊張型統合失調症や抑うつ性昏迷の場合となる。緊張型統合失調症の昏迷の治療として用いられることから、正しい。
5→暴露反応妨害法とは、強迫性障害に有効な認知行動療法である。強迫行為をしなくても時間が経てば、不安が下がっていくことを繰り返し体験してもらう。そのことによって、強迫行為は徐々に不要となり、強迫観念も自然と解消されていく。