1→ESCROW Profileとは、6つの項目(環境、社会的関係、家族、経済力、精神的自立性、仕事・学校、退職後の状態)について機能を整理し、各項目4段階のスケールで判定される。
2→GAFとは、社会的・心理的・職業的機能を評価するために、1~100で数値化されたスケールである。内容は、「精神症状の重症度」と社会や職業へ適応できているかを判断する「機能レベル」の2つの要素で構成される。数値が大きいほど精神面が良好と判断される。
3→LASMIは、統合失調症を主とした精神障害者の、社会生活能力の把握を目的とした観察評価尺度である。下位尺度には、「持続性・安定性」「自己認識」「日常生活」「対人関係」「労働または課題の遂行」の5領域40項目から構成され、各項目4段階のスケールで判定される。
4→Rehabとは、精神科リハビリテーションの効果を判定する、多目的の行動評定尺度である。23項目の評定からなる評価用紙に、患者の「逸脱行動」「全般行動」を記入して評価する。
5→SOFASとは、個人の社会的機能レベル・社会参加の度合いを1~100までの数値で表現した尺度である。