1→自分は飲酒量を減らさなければならない」という発言は、アルコール依存症者に通常みられる。飲酒量を減らせば病気から脱出できると考えている発言である。
2→「二日酔いで子供の運動会に行けなかった」という発言は、アルコール依存症者に通常みられる。二日酔いで失敗談で後悔していると考えている発言である。
3→「飲酒した晩の翌朝、迎え酒をすると汗がおさまる」という発言は、離脱症状を示す発言であるため正しい。発汗は、離脱症状の初期からみられることが多く、飲酒により治まる。
4→「妻が自分の飲酒についてあれこれ言うのが不愉快だ」という発言は、アルコール依存症者によくみられる。飲酒問題を否認している発言である。
5→「自分は昔に比べて、ずいぶん酒が強くなったと思う」という発言は、アルコールの耐性についての発言である。