次の症候のうちGuillain-Barré症候群で最も頻度が高いのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→聴神経麻痺は起こらない。脳神経の中でも聴神経が障害されることはない。
2→視力障害は起こらない。脳神経の中でも視神経が障害されることはない。
3→眼瞼下垂は起こることもあるが、最も頻度が高いとはいえない。
4→正しい。選択肢の中で、顔面神経麻痺が最も頻度が高い。Guillain-Barré症候群は、先行感染等による目己免疫的な機序により、多発根ニューロパチーを来す疾患である。運動麻痺を主症状とし、感覚障害、脳神経麻痺(顔面神経麻痺、球麻痺、外眼筋麻痺)をきたす。
5→Babinski徴候陽性は錐体路の障害であり、陰性となる。