1→モデリングを用いるのは正しい。患者に何かしらの対象物を見本(モデル)に、そのものの動作や行動を見て同じような動作や行動をすることである。良いやり方を具体的に示すその行動を見て模倣し、学習していく方法のことをロールプレイという。
2→コーチングとは、患者に教えるのではなく、的確な問いかけを行ったり、選択肢を示すことにより患者が自ら考え、決定し、行動を起こすように支援する技術である。
3→シェイピングとは、目標を小さな段階(スモールステップ)に分けて設定し、達成感を得ながら徐々にステップアップしていく方法である。
4→リフレーミングとは、物事を捉える枠組み(フレーム)を変えて、理想的な状態にすることをいう。たとえば、仕事で失敗したときに「自分はダメだ」と見るか、「次のために良い経験をした」と見るかで、感じ方が変わること。
5→プロンプティングとは、短い指示や非言語的な手掛かりを示して行動を促す方法。例えば、子どもが自分で下着を着るように促したいとき、下着を指してジェスチャーし、着ることを促すことがプロンプティングになる。