1→ドパミンは興奮性伝達物質であり、中枢神経の錐体外路系、黒質や線条体で働き、下垂体ホルモン分泌や性欲に作用することから、不適切である。
2→セロトニンは抑制性伝達物質であり、中枢神経系で働き、精神活動に関与することから、不適切である。
3→アドレナリンは交感神経優位時に、副腎髄質より分泌されるホルモン、神経伝達物質であることから、不適切である。
4→γアミノ酪酸(GABA)は、小脳皮質、小脳核の細胞、線条体、淡蒼球で働き、中枢神経系で最も重要な抑制性伝達物質であることから、不適切である。
5→アセチルコリンは、神経筋接合部で働くことから、正しい。作用として、伝達物質放出調整機能がある。