1→脊髄の下端は、ほぼ第一腰椎の高さで脊髄円錐として終わることから、不適切である。
2→前根と後根は、椎間孔のところで合して脊髄神経となる。後根には、前根と合する直前に脊髄神経節(後根神経節)をつくっていることから、正しい。
3→終糸とは、細い糸状の構造物であり、脊髄円錐の下端から出て、尾骨背面に付着していることから、不適切である。
4→脊髄の横断面では、その中央に細い中心管がみられ、その周囲に白質ではなく、H字形をした灰白質が存在することから、不適切である。
5→脊髄円錐とは、脳と脊髄の移行部ではなく、脊髄の下方でほぼ第1腰椎の高さに位置することから、不適切である。