第48回作業療法士国家試験 午後18

1→神経性無食欲症（摂食障害）では、常に食べ物のことを考えている為、調理実習のような食べ物を扱う活動は適切ではない。

2→神経性無食欲症（摂食障害）では、痩せようとして活発に動き回ることが多い。ウォーキングを行うことは、過活動になる可能性が高い。

3→神経性無食欲症（摂食障害）では、自分自身の体重・体型の認知が歪んでいて、常に気にしている。ファッションを学ぶことは症状悪化を助長する可能性が高い。

4→神経性無食欲症（摂食障害）患者は、肥満恐怖が常にあり自己評価が低く、体重・体型の認知が歪んでいる場合が多い。自己主張の仕方を学ぶことで、自己肯定感を高めることにつながる為作業療法開始時の方針として適切である。

5→導入時に小集団での活動を行うと、他者と自分自身を比較し、より痩せようとしてしまう可能性がある為適切ではない。