1→解離性障害では、意識や記憶などに関する感覚をまとめる能力が一時的に失われる状態となる。記憶が抜け落ちたりフラッシュバックが起きる。多重人格もこの疾患に含まれる。
2→強迫性障害では、自分でも不合理とわかっていても、そのことが頭から離れず、わかっていながら何度も同じ確認や行動を繰り返してしまう。設問の患者は「隣の人に触れるのが汚い」という考えが頭から離れず、プログラムを中断したと考えられる。
3→身体表現性障害は、身体的に原因がみつからないが、痛みや吐き気などの自覚的な身体症状があり、日常生活を妨げられることをいう。
4→妄想性パーソナリティ障害は、他者の行動を敵意や有害性のあるものと解釈する傾向にあるパーソナリティ障害である。
5→非社会性パーソナリティ障害は、社会の規範を破り、他人に迷惑をかけたりすることに罪悪感を持たない傾向にあるパーソナリティ障害である。