45歳の男性。右利き。脳梗塞を発症し1か月経過した。病変部位はMRIで左角回と左側頭葉後下部であった。運動麻痺は認められない。 生じやすい高次脳機能障害はどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→運動保続は、劣位半球前頭葉内側面の障害で起こる為適切ではない。
2→失読・失書は、優位半球頭頂葉角回の障害で起こる為、適切である。ゲルストマン症候群(手指失認、失書、左右失認、失算)がみられる。
3→地誌的失見当は、劣位半球頭頂葉の障害で起こる為、適切ではない。
4→半側空間無視は、劣位半球頭頂葉の障害で起こる為、適切ではない。
5→道具の強迫的使用は、両側前頭葉内側面の障害で起こる為、適切ではない。