1→認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)のⅣに「認知症の人の介護者への支援」がある。考え方として、認知症患者の介護者への支援を行うことは、認知症患者の生活の質改善にも繋がる。家族など介護者の精神的身体的な負担軽減や、生活と介護の両立を支援する取り組みを推進している。
2→認知症対策として、施設入所の促進は不適切である。認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)では、施設入所ではなく、在宅で暮らし続けることが出来るよう、生活支援、生活しやすい環境の整備、就労、社会参加支援及び安全確保を行い、認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりを推進している。
3→認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)のⅢに「若年性認知症施策の強化」がある。考え方として、若年性認知症患者は、就労や生活費などの経済的問題が大きいこと等から、居場所づくり等の様々な分野にわたる支援を総合的に講じていく。
4→認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)のⅠに「認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進」がある。考え方として、認知症は皆にとって身近な病気であることを、普及・啓発等を通じて改めて社会全体として確認していく。
5→認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)のⅥに「認知症の予防策、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進」がある。