1→表皮までの損傷は、Ⅰ度熱傷である。発赤、軽度の腫脹を認める。熱感や時に疼痛を伴う。
2→真皮浅層までの損傷は、浅達性Ⅱ度熱傷である。真皮の上層まで熱傷が及び、水疱形成、腫脹及び疼痛を伴う。
3→真皮深層までの損傷は、深達性Ⅱ度熱傷であることから、正しい。真皮の深層まで熱傷が及び、外見上は浅達性Ⅱ度熱傷とほぼ同じであるが、やや白くなる。
4→皮下組織までの損傷は、Ⅲ度熱傷である。皮膚全層、皮下組織、筋肉や骨まで熱傷が及ぶ。表面は蒼白~褐色を呈し、乾燥して徐々に炭化していく。痛みは感じない。
5→筋肉までの損傷は、選択肢4と同様にⅢ度熱傷である。