1→罹病期間は、担当の作業療法士が院内のカンファレンスで、この患者の就労移行支援事業所利用を提案する事案で最も重要なものではない。罹病期間は、すでに院内のカンファレンスにおいて共有されている事柄である可能性が高いため。
2→幻聴の頻度は、担当の作業療法士が院内のカンファレンスで、この患者の就労移行支援事業所利用を提案する事案で最も重要とはいえない。幻聴の頻度は、すでに院内のカンファレンスにおいて共有されている事柄である可能性が高いため。
3→病識の程度は、担当の作業療法士が院内のカンファレンスで、この患者の就労移行支援事業所利用を提案する事案で最も重要とはいえない。病識の程度は、すでに院内のカンファレンスにおいて共有されている事柄である可能性が高いため。
4→就労への意欲は、担当の作業療法士が院内のカンファレンスで、この患者の就労移行支援事業所利用を提案する事案で最も重要である。本症例は、院内の外来作業療法中に、友人の就労を契機に本人も就労希望を口にするようになっている。就労できる・できないにかかわらず、チーム内で共有し、今後の対応を検討する必要がある。
5→統合失調症の病型は、担当の作業療法士が院内のカンファレンスで、この患者の就労移行支援事業所利用を提案する事案で最も重要とはいえない。統合失調症の病型は、院内のカンファレンスにおいて共有されている事柄である可能性が高いため。