1→本症例は、自宅に閉じこもることで安定している慢性期の統合失調症患者であることから、外出を促すことは不適切な支援である。
2→本症例は、家事行為に困っているとの記載はないことから、情報がない状態で家事行為の指導を行うことは、不適切な支援である。
3→本症例は、自宅に閉じこもることで症状が安定してることから、近所づきあいの指導を行うことは、不適切な支援である。
4→全ての患者にとって、本人が困っていることを傾聴することは、支援として適切である。困っていることやニードを確認することで、作業療法目標やプログラムを立案することができ、具体的な支援に繋がる。
5→本症例は、自宅に閉じこもっている状態ではあるが、症状は安定しているため、内服薬の変更は考えられず、内服薬の種類について話し合うことは、不適切な支援である。