1→手関節は、「屈曲」ではなく「伸展10~30度が望ましい。本症例は急性期であるため、10度程度が良い。
2→MP関節屈曲50度で急性期のスプリントの関節角度を調整するのは正しい。MP関節では、70~80度屈曲位が望ましい。本症例は急性期であるためまずはMP関節屈曲50度から始めるのが良い。
3→PIP関節屈曲60度は不適切。PIP・DIP関節伸展0度が望ましい。
4→DIP関節屈曲30度は不適切。PIP・DIP関節伸展0度が望ましい。
5→母指は、橈側外転60度は不適切。「対立位かやや外転位」が望ましい。