第58回作業療法士国家試験 午後11

1→BFOは、頸髄損傷や筋萎縮性側索硬化症などにより上肢筋力に著しい筋力低下がみられる場合に用いられる。

2→RICスプリントは、C5~6頸髄損傷に患者に主に用いられるつまみ動作を補助する装具である。

3→ナックルベンダーは、鷲手などのMP関節の伸展拘縮を矯正するための装具である。

4→パンケーキ型装具は、手指の屈曲拘縮に対して有効である。症例は手指の屈曲拘縮が進行していることから有効であると考えられる。

5→コックアップ・スプリントは、橈骨神経麻痺なとに対し、手関節を軽度背屈位に保ち拘縮を防ぐための装具である。