32歳の女性。交通事故による左上腕切断(上腕長30%残存)。上腕能動義手の適合検査で、肘継手を屈曲させたときに手先具が口元に届かなかった。 この患者の肘継手として適切なのはどれか。
正解!
不正解 答え 5
1→図は、能動肘ヒンジ継手であり、上腕長断端義手、肘離断用義手で適応となる。
2→図は、多軸肘ヒンジ継手であり、 前腕極短断端用義手、前腕短断端用義手で適応となる。
3→図は、倍動肘ヒンジ継手(リンク式)であり、前腕極短断端用義手、前腕短断端用義手で適応となる。
4→図は、能動肘ブロック継手であり、上腕長断端切断・肘関節離断を除く上腕義手、肩義手、肩甲胸郭間切断用義手で適応となる。
5→図は、肘継手部にプーリーユニット(滑車)を装着した継手である。症例は、短断端で、肘継手最大屈曲が困難で動作効率の低下が考えられるため、適応となる。